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「青ブタ」初の劇場版何を感じたか?

「青ブタ」初の劇場版何を感じたか

 

人にはどんなに頑張ってもできる事とできない事がある。

今回この「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を見てそう思い、そしてその場合何かを切り捨ててより大切な方を取ることが必要だという事が伝わってきた。

この「青春ブタ野郎」シリーズは思春期の少年少女の悩みが何かしらの事象として起こり

、それを主人公が解決していく物語である。

そして今回の作品では過去に悩みを抱えていた主人公を救ってくれた初恋の女性の真実とそれに直面した主人公とヒロインたちの葛藤を描く作品になっている。

それまでの話の中でも大きな意味を持っていた主人公とその初恋の女性についての過去のことが現在に深く関わり、それと同時に主人公とヒロインの恋についても大きく描かれている。

過去に女性がくれた言葉が主人公に与えた影響、そして逆にその女性が主人公のことをどう考えていたか物語が進むに連れてわかっていく。これらの伏線回収がとても丁寧で最終局面には見ている人たちが感動するような怒涛の展開が起こるのでそこが見どころだと感じた。

この作品を見て私は限界まで頑張り、それでも叶わず何かを見捨てて何かを掴むという内容は見ている人たちに多くのものを与え、考えさせるものだと思った。

物語は最後より良い方向へと進んだがそれは主人公や周りの人たちが頑張り、選択したことにより生まれた結果だ。

「ありがとう」「大好き」「頑張ったね」

この作品を見てこの言葉たちがまたどれほど大きな意味を持つか、それを感じさせてくれる作品だと私は思った。

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