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アニメ映画『バブル』を見た感想

アニメ映画『バブル』を見て思ったこと

『バブル』とは、監督「荒木哲郎」×脚本「虚淵玄」×キャラクター原案「小畑健」の豪華スタッフによって制作されたアニメ映画である。
あらすじ
突如降り注いだ泡<バブル>によって重力が壊れた東京で、パルクールで競い合っていたヒビキ。ある日、重力が歪む海へと落ちてしまう。そこで助けてくれた不思議な少女ウタ。2人が出会うことで世界はまた動き出す。

アクションについて思ったことがあるので書いていく。

昨今の一般的な人がアニメに求めているのは、アクションではないかと考える。なぜならば、『鬼滅の刃』『呪術廻戦』などアクションシーンで盛り上がるアニメが人気を博しているからだ。このことからアクションというのは重要な人気になる要素だ。
では先日、公開された映画『バブル』のアクションはどのようなものか考えていく。アクションの見所は、パルクールだ。パルクールとは走ったり、跳んだり、登ったりする移動をメインとしたスポーツである。本作にどのようにパルクールが関わるかというと、主人公達がビーチフラッグのようにパルクールで競いあっている。文字だけだと普通のアクションに見えるかも知れないが、実際のパルクールは身体を捻って跳んだり、勢いよく連続で跳ぶなどかなり複雑な身体の使い方をする。その為アニメにすると必然的に難しくなる。そんな高難易度のアクションを見事にアニメ化したのだ。
このアクションは目を見張るものがある。勢いよく走るシーン、障害物を避けるシーンなどよくアニメに落とし込めるな!?と思うシーンが多数ある。本当に凄いアクションシーンが多く、アニメーションはここまで作れるようになったんだなと思った。
このようなアニメを作れるようになったのは、技術の向上がある。予想ではあるが、モーションキャプチャーなどを使用した3D技術の向上が背景にあると思われる。モーションキャプチャーとは実際にする人に特別な機械をつけて、人の動きをそのまま作れるというものだ。作られた動きをもとに、その上からアニメを描くことで実際の動きと矛盾しないものになる。このような技術が発展していった結果、本作のような難しい動きをしたアニメが作れるようになった。
他にも難しいアクションを描けたのは監督の力がある。本作は『進撃の巨人』や『甲鉄城のカバネリ』などアクションがかっこいい作品を作っている荒木哲郎監督が制作している。アクションに精通している監督だからこそ、描ける作品なのかも知れない。
兎にも角にもアクションがかっこいいのでぜひ見ていただきたい。

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