AI、それは人間の知能を持つ人工的なシステム。そんなAIにスポットを当てたオリジナルテレビアニメ、『Vivy-Fluorite Eye’s Song-』(ヴィヴィ-フローライト アイズソング-)を紹介していきたい。
『Vivy-Fluorite Eye’s Song-』の世界観として特徴的なのはAIだ。AIには使命があり、生まれた時に1つだけ与えられる。
本作品の主人公ヴィヴィは唯一の自律人型AIで、歌でみんなを幸せにする使命を与えられた。 そんなヴィヴィの元へ現れたクマ型AI、マツモト。彼にも使命があり、AIと人間の戦争を回避することだと言った。
AI、歌、クマと聞きファンシーな話を想像させてしまったが、戦争という単語が入るだけで雰囲気がシリアスなものへと変わる。
そう、『Vivy』は100年後の戦争を軸に話が進んでいくのだ。
ヴィヴィの元へ現れたマツモトは100年後の未来から来ており、時が進めばAIにより人間が殺されてしまうと伝えた。そんなAIを共に滅ぼしてほしいとヴィヴィに頼む。
マツモトの存在を怪しむヴィヴィは果たして協力することができるのか。
ここまでが主なストーリーだ。
『Vivy-Fluorite Eye’s Song-』はAIだけでなく戦争も関わるため全体としてはシリアスだ。
しかし、AIが故に感情が無いヴィヴィとAIなのにお喋りなマツモトのコンビは面白い要素でもあるだろう。女性キャラとマスコットのペアは魔法少女ものや女児向け作品でよく見る組み合わせだ。
幸せにしたい、戦争を回避したい、それぞれの使命を抱え人々を守る姿はまさにヒーローだ。
突然出会ったAI達の100年の旅が今始まる__。
©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO