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読んでほしいラノベ6選!

ライトノベル特集【個人的オススメ6選】

今回は「恋愛」要素を含む作品から自分の中で他の人にも読んで貰いたいと思うものを文庫別にそれぞれ1冊ピックアップしていく。「恋愛」に焦点を当てた理由は2つ。

1.ライトノベルの中でも数が圧倒的に多く幅も広いため、どんな人にでもはまれる可能性があると知って欲しいこと。

2.想像しやすいこと。特に恋愛は多くの人に経験があり共感もしやすいだろう。これは文字が主体のライトノベルにおいて「世界観に入り込める」か大きく関わっていて楽しむことに必要不可欠だからだ。

以上を理由に作品を紹介していく。

ライアー・ライアー(MF文庫J)

ライアー・ライアー(以後ライアラ)」シリーズは著者 久追遥希/イラスト きのこのみタッグによる2つ目の作品。2019年4月からシリーズが始まり現在(2021/10/19)において8巻まで刊行している。発売前からラノベファンの間では期待する声が多く発売後も勢いはそのままに重版した。その人気からコミカライズもされ、原作第1巻の発売から約2年後の2021年4月1日にはアニメ化の発表が行われた。

「ライアラ」の魅力は主人公が嘘とイカサマと頭脳を駆使し学園島(アカデミー)という舞台で決闘(ゲーム)を勝ち進んでいくところだろう。決闘も一つ一つ緻密に作り込まれていて主人公やライバル達がどう闘っていくのか、どんな駆け引きが行われるのか考えながら読むだけでもすごく読みごたえがある。また決闘を通して広がっていく人間関係も面白く是非注目してもらいたい。きのこのみ先生による可愛いキャラクターやかっこいいキャラクター数々。性格も一癖も二癖もある曲者が揃いで飽きることなく読めるだろう。何故主人公が嘘やイカサマをするのか。どんなゲームが繰り広げられるのか。気になった人は是非1巻だけでも読んでもらいたい。きっとライアラの世界にのめり込めるだろう。

カノジョの妹とキスをした(GA文庫)

「カノジョの妹とキスをした」シリーズは著者 海空りく/イラスト さばみぞれ先生による作品。2020年4月から書籍化が始まり現在(2021/10/19)において3巻まで刊行している。3巻のあとがきから読み取るに次の4巻で完結するものと思われる。海空先生といえば「落第騎士の英雄譚」や「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」などアニメ化作品も生み出している。この作品はまさしく恋愛がメインの内容は不純愛なっている。また表紙のヒロインの表情がそれぞれの巻で思わず手を伸ばしたくなる程にインパクトがあり、かなり印象に残る。

この作品の魅力はなんといっても背徳感にあるだろう。何にでも勝るこの背徳感はまさに随一であり初めて読んだときはかなり衝撃を受けた。特に男性には是非読んでもらいたい。作品に感情移入できるのはライトノベルの醍醐味ではあるがこの作品は突き抜けてそれが強くまるで自分が実際に経験したんじゃないかと思うほど記憶に強く鮮明に刻み込まれるだろう。

全ライトノベルの中でもトップクラスに濃く記憶に残ること間違いない作品になっているので是非読んでもらいたい。  

継母の連れ子が元カノだった(スニーカー文庫)

「継母の連れ子が元カノだった(以後連れカノ)」シリーズは著者 紙城鏡介/イラスト たかやKi先生による作品。2018年12月から書籍化が始まり現在(2021/10/19)において7巻まで刊行している。この作品は第3回カクヨムweb小説コンテストのラブコメ部門で大賞を受賞した作品。ジャンルは今度こそ「ラブコメ」2021年の7月にはアニメ化も発表された。5巻にはドラマCDを見るにメインキャストもほぼ決まっているだろう。

「連れカノ」の魅力はキャラクターの関係性ともどかしさだ。。主人公とヒロインは中学生時代の元恋人であり高校入学前に親の再婚により兄弟になってしまう。そんな2人を嘲笑うかのように被る進学先。お互いに未練があり、割り切ることも出来ない状況の中、両親や友達にバレないように兄弟として振る舞っていく。また主人公の周りも複雑な関係性になっており素直になれないそれぞれの微妙な距離感など甘酸っぱいラブコメが好きな人には是非みて欲しい。また紙城先生の作品はは挿絵の見せ方や表現方法などもかなり特徴的なので1度読めば強く印象に残るだろう。気に入ったら是非他の作品にも手を伸ばしてみて欲しい。

皇女殿下の家庭教師(ファンタジア文庫)

「皇女殿下の家庭教師」シリーズは著者 七野りく/イラスト cura先生による作品。連れカノと同じく2018年12月から書籍化され現在(2021/10/19)において9巻まで刊行している。こちらは第3回カクヨムweb小説コンテストの異世界ファンタジー部門の大賞を受賞している。ジャンルはもちろんファンタジー。「少年エースplus」では漫画版も連載されている。

この作品の見所はなんといっても主人公のかっこ良さだ。物語は優秀な魔法技術を持つ主人公が王宮魔法士の試験に落ち、公爵家で家庭教師を務めるところから始まる。そんな主人公が家庭教師を務めていくうちにいろんなことに巻き込まれたり多くの人と出会い困難を乗り越えていく物語だ。この作品のキャラクターは老若男女、特徴的なキャラクターが多くそのほとんどが主人公に好意的で主人公の人の良さが強く出ている。そんな主人公のかっこ良さが際立つのが6巻以降で主人公や主人公を慕う人達が命を張って戦うかっこよさは今まで読んだ作品の中でもトップクラスだ。また人情の熱いシーンでは泣けるし可愛いヒロインも多いので多くの人がこの作品には好きな要素を見出せるだろう。

男女の友情は成立する?いや、しないっ!(電撃文庫)

「男女の友情は成立する?シリーズ(以後だんじょる)」は著者 七菜なな/イラスト  Parum先生による作品。2021年1月から書籍化され現在(2021/10/19)において3巻まで刊行している。ジャンルはラブコメ。発売から重版もしている人気作でシリーズ累計10万部に到達した今勢いのある作品だ。

「だんじょる」の魅力は常に変化をしていく主人公とヒロインの距離感だろう。物語は主人公とヒロインが中学生のときに1つの夢を目指し、永遠の友情を誓い合うところから始まる。それから2年がたち2人の関係が変わり始める高校生での話がメインでになっている。その中でも面白いのが主人公とヒロインの不器用さだ。学校での主人公達のやりとりは親友としてのものが多く微笑ましくも焦ったい様子がみてとれる。さらには素直になれずすれ違い喧嘩する印象も強い。そんな2人が躓きながら本当に少しずつ進展していく様はじっくり読めるライトノベルとの相性もよく世界観に浸れるだろう。またParum先生の表紙や挿絵も表情が豊かでキャラの心情をよく表しているので是非注目してもらいたい。またYouTubeにはミュージカル風の一味変わった面白い動画もあるので気になった人は是非みて欲しい。

隣の席の美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた(モンスター文庫)

「隣の席の美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか蹴り打ちにしていた以後「隣かい(となかい)」シリーズは著者 荒川水/ イラスト さばみぞれ先生による作品。2020年1月から書籍化され現在(2012/10/19)において4巻まで刊行している。ジャンルはラブコメ。「小説家になろう」にて2019年から連載が始まり2020年9月には単行本コミックスが刊行されている。

「隣かい」の魅力は主人公と周りのテンポのいい会話だろう。もちろんラブコメなのでヒロインが主人公にアピールする様子など恋愛面でも面白いシーンもたくさんある。しかし、それでも何気ない日常の漫才感をおすすめしたい。特にヒロインや妹との会話では漫才風になることが多くシリーズ全体を通しても飽きることなく読めるだろう。イラストは上で紹介した「彼女の妹とキスをした」のさばみぞれ先生であちらとは180度違った魅力で描かれているので注目して欲しい。漫画版にはなるがYouTubeにも配信されていて手を出しやすい作品なので是非見て欲しい。また「隣かい」もモンスター文庫もまだまだこれから盛り上がってくると思うので興味が湧いた人は是非注目してもらいたい。

今回は以上の6作品を紹介しましたがネタバレに繋がる部分は極力さけ、個人的に伝えたいことを書ききれたと思っています。今回ライトノベルについて紹介したのは漫画に比べ読者が少なかったり、まだまだマイナーなイメージがあるからです。これを読んでくれた人に少しでも紹介した作品やライトノベルそのものに興味をもって貰えたら嬉しいです。

最後に、ここまで読んで下さりありがとうございました!

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