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第3回 今後リメイクされるアニメを予想してみよう!

第3回 リメイクを予想しよう!『金色のガッシュベル!!』編

「大人になれない僕らの強がりをひとつ聞いてくれ」という歌詞が印象的な曲である『カサブタ』は当時多くの人を虜にした。今回はその『カサブタ』がオープニングテーマとなった『金色のガッシュベル!!』を取り上げる。
『金色のガッシュベル!!』は累計発行部数2380万部を突破した雷句誠の漫画『金色のガッシュ!!』を原作としたアニメで、2003年から放送を開始した。主人公の高嶺清麿は中学とは思えないほど頭脳明晰であるがゆえに周囲から嫉妬を受け、学校にはいかず退屈な毎日を送っていた。そんなある日、14歳の誕生日プレゼントが届く。父から送られた1冊の本と1人の謎の少年ガッシュ・ベルが清麿の生活と清麿自身を変えていく話だ。

ここでリメイクの可能性がある根拠をいくつか挙げてみよう。1つは原作が完結する前にアニメが終了してしまっていることだ。アニメの放送が終了したのは2006年、それに対して原作の連載が終了したのは2008年。そのためアニメの終盤は原作とは違うアニメ独自のストーリーとなっている。ストーリーの他にもキャラの設定や細かい部分で原作との相違点は多々見られる。このようにアニメと原作で大きく相違がある作品はのちにリメイクされる傾向がある。
2つ目は来年の2023年にアニメ化20周年を迎えることだ。リメイクは周年に合わせて企画されることが多い。現時点での発表がないので、すぐに放送することは考えづらいが制作の発表には期待をしたい。ちなみに昨年の2021年は連載20周年を記念して『金色のガッシュ!!20周年ありがとうなのだ!ブック』が各電子書籍で無料配信された。
こうして見ると、これまで紹介したリメイクされた作品の傾向に該当する点がある。さらに今年続編となる『金色のガッシュ!!2』が各電子書店にて配信されたので、それに伴ってこれから近々大きな動きがあるかもしれない。今後の作品の行方と動向に注目していこう。

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