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空は綺麗な青色でした

「空は綺麗な青色でした」

今回は劇場オリジナルアニメーション「空の青さを知る人よ」のレビューをしていく。
あらすじは両親を亡くした姉妹とかつて2人が好きだった男(金室 慎之介【かなむろ しんのすけ】)、そして過去から時を超えてやって来たもうひとりの”彼”(しんの)の4人が織り成す切ない恋物語となっている。※以後、ネタバレ注意

ここからは気になった点を挙げていく。
まず、姉妹の妹である相生あおい(あいおいあおい)が自分勝手すぎることだ。
小さい頃には駄々をこねることで姉の進路を邪魔し、高校生になってからはベースの練習をして家の事をやっている様子はない。更に仕事をしている姉に学校の送り迎えもさせているし、近所付き合いも姉任せにしている。
一体何様のつもりなんだろうか。姉とはいえ他人なのだからもっと気を使うべきではないだろうか。もっと言えば姉が東京に行くのを引き止めたにも関わらず、自分は東京に行こうとしている。人に行くなと言っておいて自分が行こうとするのは自分勝手がすぎるのではないかと思った。

次に恋愛関係がとても複雑なのに最後はとてもあっさりしていることだ。
主人公のあおいはしんのが好きだが、しんのは姉のあかねにしか興味がないし、慎之助もあかねにしか興味がない。対するあかねしんのの存在をあおいが隠していたのもあり終盤まで知らなかったし、慎之助に対し素っ気ない態度をとるあおいはしんのに頼まれ、あかねと慎之助をくっつけようとするが慎之助の態度や人間関係のせいで失敗しかしない。それでもあかねのことが好きな二人はクライマックスで喧嘩をしたのちに揃って急に連絡の取れなくなったあかねを助けにいく。だが、二人だけでなくあおいもあかねを助けるために姉のために向かった。そして、助けに行っている道中で三者三様に気持ちに区切りを付けてからあかねを助けており綺麗に幸せを表現したなあと思った。

以上が私が劇場オリジナルアニメーション「空の青さを知る人よ」を見てのレビューだ。気になった人はぜひ見てみてほしい。

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