「Paradox Live」は、2019年に始動し、ボイスドラマと楽曲が収録されたCDシリーズやライブイベントを中心に展開するメディアミックスプロジェクト。近未来を舞台に、各HIPHOPチームのキャラクター達がNo.1を獲るためにステージバトルに挑む姿を描く。キャラクターデザインは4つのチームごとに異なるイラストレーターが担当。
昨年11月に発表された新チーム・新キャストを加え、総勢29名の声優・歌い手・俳優が参加しており、小野賢章・諏訪部順一・梶原岳人・花江夏樹・小林裕介などの豪華声優陣、そして歌い手として人気を誇る96猫・志麻など、豪華キャスト陣が本格ラップ楽曲を歌い上げている。
本作ではハイレベルな曲に加え、個性的なキャラクター達、各チームに存在するメンバー同士の熱い絆が女性を中心に高い支持を受けており、今年3月30日にリリースされた最新アルバムはオリコンウィークリーでランクイン。YouTubeに上がっているMVなどは総再生回数9000万回再生を超え公式YouTubeチャンネルの登録者数も33万人を突破するなど、注目を集めている。
作品の舞台は、HIPHOPカルチャーから新たに誕生した「幻影ライブ」がムーブメントとなった近未来。ラッパーたちは“ファントメタル”と呼ばれる金属を含むアクセサリーと自身のDNAとを化学反応させることで感情とリンクした幻影を創り出し、華麗なステージで若者たちを熱狂させる。しかしその裏には，反作用として“トラウマの幻影”に苦しむ姿がある。
その中でも様々な音楽ジャンルで絶大な人気を誇る4チーム「BAE」「THE CAT’s Whiskers」「cozmez」「悪漢奴等」に，伝説のクラブ“CLUB paradox”から謎の大会「Paradox Live」への案内が届く。
こうして彼らは熱狂渦巻く幻影ステージバトルへと身を投じていくのだった。
そしてアニメーション制作を担うのは『グレイプニル』や『ゲーマーズ』などのTVアニメを手掛ける「PINE JAM」（パインジャム）。監督は安藤尚也、シリーズ構成・脚本は原作「Paradox Live」のボイスドラマのシナリオも手掛ける伊神貴世といった期待できる作品になると思う。
