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生殺与奪の剣を握りまくる人物たち

「かつて、多くの罪人が空に落ちた」とされ、「空」を忌み嫌う世界・アイガ。そこに暮らす少年・エイジは、ある日、サカサマになってフェンスにしがみつく少女・パテマと出会う。パテマは重力が逆転した地下世界の住人で、行方不明の友人・ラゴスを探して散策するうちに地下世界からアイガへと「落ちて」しまったのだった…。

この作品は、世界観の緻密さが味で、後半の伏線回収が予想出来ない感じがたまらなかった。

物への執着があまりない作品で、人間性より世界観を大切にしていた。

気球やネックレス、バッグを捨てる、壊すという表現方法に制作人の性格が出ているように感じた。

また、片方手を離すと落ちて死ぬ。という状況で闘う彼らは、肝が座っているな。と感じた。

恋愛模様が描かれる時、2人だけの時間というのが、テーマのように感じられた。

この作品の見所は、「空」にある。

空への感動、憧れ、恐怖など、主人公達を通して様々な感情を感じ取られた。

また、天気によって移り変わる空模様にも表現が伝わってきた。

パテマ/地下世界に住む一族の長の娘(養女)。明るく天真爛漫な性格で、混乱すると激情に駆られる。行方不明のラゴスの捜索と未知の世界への好奇心からアイガに落ち、エイジと出会う。

エイジ/アイガに住む中等部2年生。管理下にあるアイガの社会を嫌い、教師に反発したり、空を見上げたりして暮らしていた。かつて空を目指した父・エイイチを尊敬している。

まとめとして、この作品は、1度では理解するのは難しい。

2度3度見ると面白さがup!!。

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