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マイブーム漫画 2022

2022年も残りわずか。2022年を振り返るべく読んだ漫画で面白かった作品をジャンル別で紹介していく。
選考基準はアプリで読める作品、個人的にもっと知名度を上げて欲しい作品になっている。それでは順に見ていこう。

【ラブコメ編】
幼馴染とはラブコメにならない」
著者:三簾真也 媒体:マガジンポケット

1巻が初版2022年8月に発売。主人公は高校男子のえーゆーと複数の魅力的な幼馴染と繰り広げる王道ラブコメ作品。優等生・ツンデレ・年下・ボーイッシュのそれぞれの属性持ったかわいいヒロインたちとハプニングがありながら、幼馴染という関係が壊れてしまわないように平然を装うえーゆー。果たして本当にラブコメにならないのか。(既になっている)そして最終的にどのヒロインと結ばれるのか今後の展開が楽しみなところだ。

薫る花は凛と咲く」
著者:三香見サカ 媒体:マガジンポケット

1巻が2022年3月に発売。上記と同じマガジンポケットのオリジナルからの作品。バカが集う底辺男子校の千鳥高校に通う紬凛太郎と由緒正しきお嬢様校の桔梗女子に通う和栗薫子が出会う。隣接している両校は犬猿の仲であることとは無縁かのように、二人は絆を深めていく。しかし、二人は一緒にいるところを互いの友人に見つかってしまう……。ラブコメとしてはかなり落ち着いた雰囲気で、ほのぼのとした気持ちで読める。これから凛太郎と薫子とその友人たちはどのような関係に発展していくのか見守りたい。

【ギャグ編】
「狂魔回帰」
原作:Yu Jin sung 作画:Ihy 脚本:JP 彩色:Yun Ragi
媒体:LINEマンガ

韓国の小説が原作で、フルカラー縦読みのWEBTOON漫画。主人公の茶助は魔教教主の霊薬を盗み、逃亡。追手との戦闘の末、霊薬を口にして崖から落ちる。目を覚ますと、過去に戻っていた。いわゆるタイムリープ作品だが、主人公が見せる言動の支離滅裂っぷりと独特なシュールさが笑いを誘う。どこまでが冗談でどこまでが本気かわからない。狂魔と呼ぶには相応しい最強主人公のバトルシーンも作品の魅力だ。

「史上最高の領地設計士」
原作:BK Moon 作画:Kim Hyunsoo 脚色:Lee hyunmin
媒体:LINEマンガ

こちらも上記と同じく韓国の小説が原作のフルカラー縦読みのWEBTOON漫画だ。主人公の山瀬大河が剣聖・ハビエルの活躍を描いた「鉄血の騎士」というファンタジー小説にロイドというボンクラ息子として転生してしまう。転生前の土木工学の知識を活かして、領地の開拓と借金の返済を行い、最悪なシナリオを回避していく。これだけ聞くと、ありふれた転生作品に思える。しかし、顔芸が悪魔にしか見えず、金にがめつい。嘘も泣き落としの演技も巧みで計算高い。そして一切の容赦をしない鬼畜さを兼ね備えているのがこの作品の主人公なのだ。そのロイドの側で仕えるのが本来の正統派な主人公であるハビエル。二人の歪んだ主従関係と人の心がないロイドの極悪非道さ、さらに顔芸をぜひ読んで楽しんでほしい。

【バトル編】
「ナノ魔神」
画:
GGBG 脚色:Great H 原作:HANJUNG WOLYA
媒体:LINEマンガ

魔教の私生児として生まれた主人公の天黎雲(てんりうん)は幼い頃から虐げられ、後継者争いで命を狙われる。絶命の危機に彼を救ったのは謎の男。謎の男から「ナノマシン」を授けられた天黎雲は、その力で何者か手によって毒殺された母の復讐をすべく己の運命を切り拓いていく。主人公無双系は見ていて楽しいのと同時に「ナノマシン」の万能さが見どころとなっている。古代の武術が舞台の世界観に近未来の「ナノマシン」を駆使し、身体の修復、瞬間記憶、動きの模倣から肉体改造までありとあらゆる手助けを受ける。「ナノマシン」の力が素晴らしいことは間違いないが、天黎雲の努力もうかがえる。天黎雲は魔教の後継者争いに勝利することができるのか目が離せない展開だ。

華山帰還
著者:LICO 媒体:LINEマンガ

華山派を含めた九派一幇をはじめとする十数種の門派は魔教の教祖である天魔と相討ちの結末を迎えた。梅花剣尊という最強の剣士であった青明も戦によって命を落としたと思われたが、目が覚めるとそこは100年後。一時代を築き上げた華山派は廃れる寸前であった。青明は華山派を再生させるために門下生を鍛え直す。最強にまで成り上がった青明はかつては問題児であり、転生後も性格が破綻している。それでも華山派を思う気持ちは強く、地に落ちた華山派がその青明の手によって少しずつ名誉と強さを取り戻していく様は見ていて感慨深くもあり、面白い。

以上、2022年の面白かった漫画だ。皆の知っている作品または気になった作品はあっただろうか。もちろん埋もれている面白い漫画は他にもたくさんある。まだまだこれからも面白い漫画が増えていくことだろう。もっと人気になっていくことを期待して、一読者として作品を読み続けていこうと思う。

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