今回は2022年5月に発売した私が注目しているゲームを紹介したい。
今回紹介するのは、タイトルの通り「百英雄伝 Rising」。
「幻想水滸伝」シリーズを手掛けた村山吉隆氏と河野純子氏が25年ぶりにタッグを組んだ2023年発売予定の新作RPG「百英雄伝」の前日譚となる作品。これだけでも十分にプレイ欲を駆られるがそれは何も私だけではない。実際、本編である「百英雄伝」はクラウドファウンディングのKickstarterキャンペーンによって制作資金が集められたが、最終的には世界中の4万6千人以上から4億8千万円近くの支援額に昇った。非常に期待されている作品である事は一目瞭然だ。
505 Gamesより「百英雄伝 Rising」はPlayStation5、PlayStation4、Nintendo Switch 、Xbox Series X|S、 Xbox One、Steam、Epic Games Store向けにデジタル版で2022年5月11日(火)に発売した。
本作は「町おこし要素」を楽しめるアクションRPGとなっている。人、獣人、エルフ等多くの種族が存在する世界。その中で「スカベンジャー(遺跡漁り)」を生業とする少女CJが、数ヶ月前の地震の影響で地下遺跡が見つかった一攫千金を夢見るものが集う町「ニューネヴァー」に訪れるところから物語は始まる。だが遺跡の発掘には町長代行が発行する高額な「採掘許可証」が必要であった。街の住人からの依頼をこなす事で住民達にスタンプを押してもらい許可証と交換できる事を知ったCJは町の復興を手伝っていく事になる。
バトルはアクションゲームとなっており、バトルが苦手なユーザーでも3人のキャラクターを切り替えながら爽快感のあるプレイをする事が可能だ。
本編「百英雄伝」での主人公は神秘的な力を秘めた魔道リング(ルーンリング)の捜索の任に命じられた帝国の若き秀才士官のセイ・ケースリングと、同じ捜索隊でセイの友人となる辺境の町出身の少年ノアとなるが、CJ達がどう関わってくるのかが気になるところ。本編の要素を多数含む「百英雄伝 Rising」は「百英雄伝」発売までのワクワク感を非常に昂まらせてくれるだろう。
前日譚となる今作はお値段も税込1650円(Steam、Epic Games Store版は税込1580円)と比較的お手軽なので是非プレイしていただきたい。