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〈ーこれは私の100年の旅ー〉『Vivy』の魅力を語る〜

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』(ヴィヴィフローライトアイズソング)は2021年4月よりTOKYO MX他で放送中のWIT STUDIO制作のAIと人の関係性をテーマにしたアニメである。

本作の主人公、ヴィヴィ(CV種崎あつみ)は「歌でみんなを幸せにする」という使命を持ち、テーマパーク「ニーアランド」のステージで歌を歌っていた。そこへ、100年後の未来からやってきた、AIのマツモト(CV福山潤)によって未来の世界はAIの暴走により、人間が殺されていることを知らされる。

ヴィヴィはその未来を変えるべく、「シンギュラリティポイント」と呼ばれるAIにおける転換期の結末を変えながら100年間マツモトと共に駆け巡っていく。

本作の見所はAIと人間の共生を主軸にヴィヴィの葛藤と成長模様を表したストーリーだろう。

1話でヴィヴィは、マツモトからの未来の惨劇について聞かされ、最初は半信半疑であったが、議員の相川ヨウイチ(CV加藤将之)をゴミ箱の爆破から救ったことをキッカケにマツモトの話を信じていくことになる。相川がテロリストに銃撃されそうになる所をヴィヴィが助けに来るなど、彼女の助けたいという気持ちや未来を救いたいと思う気持ちが現れた。

AIと人間の関係性をテーマにするアニメーションの共通点として、人間側から見た視点とAIから見た視点が交互に折り重なって描かれていく作品が多い。今作のヴィヴィにも指名というプログラムはあるものの、それ以外の彼女自身の気持ちを表した描写や各時代の人々の思いが所々折り込まれていた。

人類に対するAIがもたらす影響は救いか、絶望か‥果たして100年後の未来を救うことはヴィヴィに出来るのか‥まだ1話のみだが、続きが大変気になる所だ。(笑)

未来の運命を彼女に託し、気になる方は事の顛末を一緒に見届けよう。

(C)Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO

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