『東京ゲームショウ2022』の中でも注目作品が数多く並ぶスクウェアエニックスブース。
このブースは試遊がメインとなっており、注目度の高さからか、どの試遊コーナーでも長蛇の列が出来ていた。
今回はその中でも2022年12月13日木曜日に発売予定の『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION (クライシス コア -ファイナルファンタジー7 – リユニオン)』(以下:CCFF7R)についてお話ししたい。
この作品は『FINAL FANTASY VII (ファイナルファンタジー7)』(以下:FF7)の前日談にあたる作品で元々PlayStationPortableで発売したタイトルをリマスター化したもの。主人公はFF7の主人公”クラウド”の友人であり、クラス2stのソルジャー”ザックス”が務める。キャッチコピーである『男たちは己の悲運より、友のために涙を流した。』も有名で、非常に人気のある作品だ。
CCFF7Rの待ち時間は90分。並んでいる間も今回試遊出来る範囲の映像が流れており、懐かしさに感動したり、ボスの攻略方法を考えたりと退屈せずに待つ事が出来た。
試遊の順番が回ってくるとPlayStation5かNintendoSwitchが割り振られ、途中のストーリーとバトルの両方をプレイできる。試遊できるハードが違うだけで内容は共通している。
プレイし始めると、PlayStation Portable版から大幅に美しくなったグラフィックにまず感動する。アクションの爽快感もまし、ワクワクした気持ちで進めていくとFF7で登場する人気キャラクター、ユフィが幼い姿で登場。主人公ザックスにちょっかいをかける。このCCFF7R試遊で初めてこのタイトルをプレイした人でも主人公ザックスの人の良さがわかる印象的なシーンとなった。原作ではボイスがついていないシーンだったが今作からはフルボイスとなっていた。
次にザックスが中ボスを倒すと、アルジールの有名な台詞が入る。これだけでもファンは非常にテンションが上がるだろう。もしも知らない人は是非ご自身で確かめてみて欲しい。
最後に、試遊のボスはシリーズでも有名なあのイフリート。ボリューム満点の内容からか試遊時間内でクリアできていないユーザーも多くいたため、ボス戦まで楽しみながらも駆け抜けた私は、イフリートを倒し、その後現れたセフィロスの姿を目にした時は本当に試遊の時間だったのかと思えるほどの達成感が得られた。
試遊コーナーの横にはスクエニeストアで購入可能な限定版も展示されており、そちらも賑わいを見せていた。
人気、注目度にも納得の作品だ。
2023年冬には『FINAL FANTASY VII REBIRTH (ファイナルファンタジー7 リバース)』も発売される予定なのでFF7シリーズにこれからも期待していきたい。