Manga(マンガ)Anime(アニメ)GAme(ゲーム)大好き人間に届けるWEBマガジン「MAGA人マガジン」

TGS VR/ARの最新情報

今年、3年ぶりにビジネス・一般がオンラインだけではなく、リアル会場を設置した開催となった「東京ゲームショウ 2022」

9月15日(木)から9月18日(日)までの4日間、幕張メッセで開催された。動員数は約14万人と例年よりは少なく、コロナの影響が尾を引いている。

リアルだからこその醍醐味はゲームの試遊。その中でもあまり普及がされていないVR/ARを体験した。注目度が高かったのはやはりコーナー最大を誇ったMeta Questである。Meta QuestとはVR市場を牽引する企業であり、2時間以上も待つほどの長蛇の列を作っていた。ブースではMeta Quest2というVRゲームをするためのバーチャル・リアリティヘッドセットの体験を行なっていた。バーチャル・ヘッドセットというのは従来の言葉で言うゲーム機である。体験できるVRゲームは下記の7つのゲームから選択できる。

 


「Beat Saber ビートセイバー」

未来的な世界で、音楽から生み出されるビートを次々と斬って楽しむVRリズムゲーム。

「Sports Scramble スポーツスクランブル」
テニス、ボウリング、野球が他のスポーツとミックスしたゲームをさまざまなモードでプレイできる。

「Altair Breaker アルタイルブレイカー」
ハイスピードな剣戟アクションゲーム。現実では不可能な剣戟アクションを体験できる。

「RUINSMAGUS ルインズメイガス」
新人魔法使いとして、遺跡に秘められた謎の解明を目指すVR魔法アクションゲーム。

「Dyschronia ディスクロニア」
人々の中に隠された謎を解き明かすVRノンストップ捜査アクション/シネマチック捜査アドベンチャーゲーム。

「X8 エックスエイト」
驚異的な能力を駆使して戦い合うタクティカルシューティングゲーム。

「Mixture ミクスチャー」
亡命騎士と錬金術師という、複雑なスキルを持ったユニークな2人のキャラクターを同時に操作するファンタジーアクションゲーム。

今回、体験したのは「Beat Saber ビートセイバー」とThirdverseでも体験できた「X8 エックスエイト」の2つのタイトルだ。

 このような空間に案内され、バーチャルヘッドセットを装着して「Beat Saber ビートセイバー」の体験が始まる。VRのリズムゲームであり、リズム良くブロックを斬っていくいたってシンプルなものである。斬る動作や障害物を避ける動作を要し、全身でゲームを楽しむことができた。

次は「X8 エックスエイト」だ。いわゆるFPS(一人称視点のシューティングゲーム)だが、VRになって迫力や臨場感が倍増。銃やキャラクターの選択肢が幅広く、動きの自由度も高いものとなっていた。各操作がボタンだけではなくVRならではの身体の動きと併用になっており、ゲームへの没入感が楽しめるようになっていた。しかし、やや慣れない感覚のため長時間プレイはVR酔いに注意。

他にもスイスのPatchWorldというブースではVRで楽器を演奏する体験ができた。実際の楽器がなくても防音環境がなくても、空間さえあれば楽器と演奏を楽しめる。将来的にはVRでの音楽制作が実用的になっていく時代も近いのかもしれない。

最後は学生のVR作品。VRプロフェショナルアカデミーの学生が制作した「机上の召喚論」は非常にクオリティーの高かった。ゲーム性が高く、VRで視覚的にも楽しめた。

今回、実際にVRのゲームを体験して思ったのは技術の高さだ。我々が普段プレイしている内容がVR世界で実現できている。VRのグラフィック技術が高くなり、VR酔いが解消されればより多くの人々に楽しんでもらえるだろう。そしてこれからVR機器が普及し、ますますゲームとして発展するとともにゲームの垣根を越えたVRの活躍に期待しよう。

最新情報をチェックしよう!