パプリカ紹介！
今回はアニメ映画「パプリカ」について紹介していく。
まずパプリカは、精神医療の研究所に勤める1人の女性。「夢探偵」パプリカとして患者の夢に侵入して治療を行っていたが、その治療のための補助装置「DCミニ」が盗まれ、人々の夢が侵略される危機に陥る。事態の収拾のため、パプリカは夢の世界に出動する。
そのような、夢と現実を行き来するSFアニメとなっている。
作品の見どころはなんといっても「夢」という物は何か、我々の固定概念に問いかける様な前衛的な物語に仕上がっているところだ。
また、夢と現実の境界線が段々とわからなくなる様にストーリーが進行していく。心理的な要素やサイバーパンク的な要素を含み、幻想的で奇抜かつ視覚的なアニメーションになっている。
作品はSF要素以外にミステリーものとしての楽しみもある。補助装置「DCミニ」を盗んだ犯人やその動機がキャラクターや夢の中での出来事を我々の世界にある事象に似せる事によって示唆しているからだ。
その様な作りになっているため、1回視聴するだけではなく、2回、3回、4回と楽しめる様になっていて1つの作品で2度おいしい。そんな風に仕上がっているため何度も見れるとても奥深い作品だ。
しかし、作品には難解な部分が数多くあります。けれども物語全体を通して名前のある登場人物がかなり少ないのです。そのためキャラクターどうしの相関図などはかなりスッキリした物となっていて、キャラクターで頭が混乱してしまうことはあまりないのでそのことは見やすい作品だと思います。
今回はここまで！いかがだったでしょう。2006年という少し古い作品ですのでもしかしたら映像が苦手なだけで見ない人がいるかもしれません。しかし！！！今回の記事を読んでいただいたなら見たくなってきた事でしょう！
それではまたどこかでお会いしましょう！！！
