先日、幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2025(TGS2025)。会場の熱気、最新技術、ファンの高揚感─その中で、私は「桃源暗鬼 Crimson Inferno」と「七つの大罪:Origin」のβ体験会に参加した。以下、個人の体験とSNSの反応を交えて、印象をレポートする。
桃源暗鬼 Crimson Inferno
最初に訪れたのは桃源暗鬼のブース。重厚な装飾と大型スクリーンが来場者を圧倒していた。試遊ではPC版とスマホ版を体験でき、映像美と演出が特に印象的だった。攻撃シーンはエフェクトが凝っており、キャラクターの声がクリアに響く音響設計が魅力的で、まるでアニメを操作している感覚を味わえた。
ただしβ版ゆえ、ロード時間や反応に粗さも残ってました。それでも「演出と音響に強みがある注目株」として期待したい。SNS上でも「映像が綺麗」「声優の演技が生々しい」と好意的な意見が多い一方、「フレームレートが不安」「テンポが遅くなりそう」と慎重な声もありました。
七つの大罪:Origin
続いて訪れたのはNetmarbleブースです。30分の試遊ではストーリーモードや探索、ボス戦を体験できた。操作性は非常にスムーズで、技の発動や必殺技の迫力は良かったです。キャラクターの再現度も高く、ファンとしては「原作そのまま」という印象を強く受けました。
一方で、忠実すぎるがゆえに「革新性が薄い」と感じる人もいるかもしれない。SNSでは「キャラ再現度が神」「長く遊べそう」と期待する声が多いが、「課金要素が不安」「自由度がどうなるか」といった考えも上がっていた。
ブース演出とファン体験
両タイトルとも試遊だけでなく展示演出が充実していた。桃源暗鬼はダークファンタジー調の装飾とフォトスポットを用意し、SNS投稿でグッズがもらえる仕組みを展開。七つの大罪では巨大バルーンや声優登壇イベントなど、ファンを巻き込む仕掛けが多く、会場を大いに盛り上げていた。
総評と期待
桃源暗鬼は「演出と音響の厚み」が際立ち、物語への没入感を高めるタイトル。
七つの大罪:Originは「原作再現と操作性の良さ」でファンを強く惹きつける。両作品ともβ版ならではの粗さはあるが、将来性と期待感は十分だと思いました。
ゲームショウでの体験は、動画や記事では伝わらない「手触り」を実感できる貴重な機会だった。今回の2本は、まさに“未来を触る”感覚を与えてくれる作品だと感じた。発売後の進化に大いに期待
したいです。
