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最後まで見るとタイトルの意味が分かってしまったうるうるした作品

ウラシマトンネル┈┈┈┈┈┈

何でも欲しいものが手に入るトンネル。

しかし代償も伴い……100歳年をとると言われている。

そんな都市伝説なトンネルが舞台の話。

土砂降りの駅で出会った男女が織りなす時間と2人の過去が絡み合った恋愛映画である。

まず何よりもeillの曲が良い!

曲中流れた曲は、どれも世界観とマッチしていて最初雨の中主人公塔野カオルくんがイヤホンを填めて聴き始めた瞬間、一気に世界観に引きずり込まれました。

映画公式サイトよりeillさんのコメントでも

,色褪せない愛を歌った主題歌を「フィナーレ。」,

,なにか物語がはじまる前のトキメキを描いた挿入歌を「プレロマンス」,

と仰っていて公式サイトでのコメントを読んでから、更に私の中で深みが増したような気がしてきっともう1回見た時には意味を知った上で聞くことになるので、涙が止まらなくなるだろうなと思っています。笑

「色褪せない愛」というのは塔野カオルくんと花城あんずちゃんの関係そのものでしかないなと思います。ずっと高校生のあの頃を思って傘を持ち歩くあんずちゃんは、愛おしくて仕方ない。カオルくんからのお願いを守って苦しい思いをすることがあっても、漫画を描き続けるあんずちゃんに私は完全に終盤虜になりました。笑

雨の駅の中この辺ではよくある鹿との接触事故で電車が遅延。その中で出会った2人。その時の会話シーンは、描写は映画の中で何回も繰り返されていて、その度ふたりの成長や心情の変化が見れて正にエモいとはこのことか!という気持ちにさせられます。

僕を心配する人なんていない┈┈┈┈┈

妹を亡くし両親は離婚。家に残ったのは自分と酒に溺れて虐待する父親しかいない塔野カオル

私には親なんて居ない┈┈┈┈┈┈┈┈┈

祖父と同じように漫画家を志したものの両親からは大反対を受け島流し状態で東京からド田舎まで来た花城あんず

そんな2人が出会い共同戦線を張り、「妹を生き返らせる」「ずっと記憶に残してもらえる才能が欲しい」それぞれの野望を持ちウラシマトンネルに挑んでいく姿は正しく愛おしいですね。

┈┈┈┈┈┈┈13年100日┈┈┈┈┈┈┈┈

花城と塔野が離れていた期間

この間花城はずっと借りた傘を持ち歩き続け、ずっとガラケーを充電してメールを待ち続け、一途に塔野を待ち続けてたことは正に主題歌に込められた「色褪せない愛」そのものだなと感じました。

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