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『劇場版 機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-』

一年戦争から7年。

1人の少年が起こした事件は、後に大きな波乱の幕開けだった

    

『機動戦士Zガンダム』は「ガンダム」シリーズの第2作品目。1作品目の正当な続編だ。TVアニメは、1985年にシリーズが開始。全50話構成となっている。

今回紹介する『劇場版 機動戦士Zガンダム – 星を継ぐ者 -』は、2005年に劇場公開され、TVシリーズ 「Zガンダム」20周年記念として、新規書き下ろし作画とアニメシリーズの作画の2つを同時に使った構成となっており、作画の成長を感じられる面白い構成となっている。

劇場1作品目は、主人公のカミーユ・ビダンの登場から、反地球連邦組織に所属するまでの経緯。そして前作品の主人公、アムロ・レイが宿命のライバル、シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)と出会うまでの経緯が描かれた1時間半の内容となっている。

ここまでだと、「よくわからない・・」とレビューを見てくれているユーザーのため、大まかに組織や敵対関係を説明をしようと思う。

まず、「機動戦士ガンダム」では地球の軍隊、「地球連邦軍」と自由を求め地球連邦から独立した「ジオン公国」の戦いが描かれ、その戦いが一年戦争だ。地球連邦のアムロ、ジオンのシャアの戦いが繰り広げられている

今作品は、その7年後の世界であり一年戦争の勝者、地球連邦軍がジオン公国の残党を狩るために設立した「ティターンズ」が人としての道徳を失うような行動を繰り返しており、それに対して立ち上がったのが、反地球連邦組織「エゥーゴ」だ。

それに対してまた新たな組織が・・といきたいが、第1作品目までは主にこの2つの組織の戦いなので、今回は省略させていただく。

この作品をまとめると、『第1部だけでは分からない』です。

TVシリーズを見やすくするためかなり大幅なカットをしており、初めての方にはどうしても置いてきぼりになってしまうだろう。

しかし、機体のかっこよさ、戦闘シーンのカメラワークといった、1980年代と2000年初期の頃の作画を合わせた素晴らしいアニメーション技術を観ることができるので、一度は目を通してほしい所だ。

最後に、劇場版は全3部となっており、第2部 『恋人たち』 第3部 『星の鼓動は愛』と続いているので全てを観た時には、「Zガンダムってこういう話なのか」と納得していただけるだろう。

以上、ぱいん飴でした。次回は何の作品を紹介しようかな?

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