〜CITY HUNTERとは〜
東京・新宿にてボディーガード、探偵などスイーパー(始末屋)として「シティーハンター」の異名を持つ冴羽獠(リョウ)とパートナーである槙村香の、2人の活躍を描いたハードボイルドコメディ作品だ。
獠は生粋の変態であり、美女の依頼は断らないをモットーに仕事をしているが
“心が震えた時‘‘や“依頼主の心が俺の心を震わせた時“にも仕事を受けるという確固たる信念も持ち合わせている。
そんな冴羽獠が1、2話の時間をかけ美女の依頼を解決し、時に面白く、時にシリアスに締まり良く話が進んでいく作品である。
それでは「CITY HUNTER」がヒット作だと思ったのかを説明していきたいと思う。
~なぜCITY HUNTERがヒット作だと思ったのか〜
何よりもコンテンツが長期に渡り続いているという事だ。テレビアニメシリーズや劇場アニメなど含めると10作品以上あり、長年愛されている作品だという事が窺える。そして2019年に劇場作品が公開された。これも凄いことであり、前作が映像化されてから20年の年月を経ての劇場公開だ。これだけの期間が空いても話題に上がり、ここまでコンテンツとして再建が計れる作品も多くはないだろう。
そして話題に上がるということは影響力もあり他のジャンルとも多岐に展開している。これもヒット作だと思える大きな要因である。
〜なぜヒットしたのか〜
冴羽獠というキャラがとても輝いている。男なら誰しもが冴羽獠に憧れ、
変態な時とシリアスな時のギャップで人々を魅了していくそんな愛らしいキャラ設定がスパイス要素となり作品を盛り上げたのではないだろうか。
そして何よりも音楽との融合がヒットした大きな要因ではないかと思う。
EDの1枚絵が“止め“→“引き“→“止め“とカメラが動きそこに大人気ヒット曲
「GET WILD」のイントロが流れ始める。当時の演出としても他のアニメにあまりない演出であり今見ても鳥肌が立つ演出だ。
〜ヒットするために制作陣は何をこだわったのか〜
ここからは19年公開の「新宿・プライベートアイズ」の話になるが、やはり古い作品なだけに現代の若者に受け入れてもらうための努力を製作陣は行った。新宿を現代の街並みにしたり、依頼伝言板を黒板からスマホに変えたりしている。また昔の作品を知ってる方はそういった演出の違いも楽しめるようになっている。
そして20年越しに新たに作品を公開するということでCITY HUNTERの集大成ともいえる内容にし、新たに見る新規の方も見やすく、前作までを知っている方でも思い出深い内容にしており非常に好評な内容となった。