前回ハイキューの記事を書いた時、ゴミ捨て場の決戦についてお話しします。と書きましたが先にVS白鳥沢編を書いていきたいと思います。(許して)
物語的には春高バレー県予選大会決勝戦です。これで宮城県代表が決まる烏野高校にとっても大きな局面ともいえる戦いですね。
簡単に両校について説明します。
烏野高校:主人公たちの所属している高校、昔は春高出場経験もあり、そこから次第に”落ちた強豪” ”飛べないカラス”と言われ、再び全国出場を目指し突き進む烏野。
白鳥沢学園高校:全国大会常連高。牛島若利率いる白鳥沢は宮城県では1強と言われてる。県内トッププレイヤー及川徹率いる県内2位を誇っていた青葉城西高校ですら及川在籍中には勝てなかった。
試合が始まり、誰が牛島を止めるんだ・・・そう思った時、吠える男がいるんです。「三本下さい」と西谷。こっから烏野が始まるんですよね。
ボールを上げれば烏野の攻撃力も白鳥沢に負けません。ただ1セット目は牛島の攻撃に手間を取り、落としてしまうんです。
2セット目、ここからスピードを上げていきたい烏野ですが天童が立ちはだかります。guess blockという推測を交えたブロック方法です。ここに物凄く苦戦を強いられますが、裏では着々と堅実なブロックで月島が白鳥沢のセッターを精神的に追い詰めます。
迎えたデュース後のマッチポイント、ここで月島の積み重ねたブロックが功を成します。白鳥沢のセッターは、ほんのわずか焦りでトスが乱れ、それを月島は逃しませんでした。
わざとブロックの真ん中を空け誘導した所、ドシャット。「将来がどうだとか次の試合で勝てるかどうかとかひとまずどうでもいい。目の前のやつぶっ潰すことと自分の力が120%発揮された時の快感が全て。もしもその瞬間が来たらそれがおまえがバレーにハマる瞬間だ」ここまじ感動です。この瞬間が一番気持ちいいんです・・・伝わってきます。
2セット目をそのまま烏野が取り試合は3セット目に入ります。
文が長くなるので省きますが3セット目はとられてしまいます。
もう後がない中迎えた4セット目。
個の力を持って試合を制する白鳥沢。チーム一丸となり対抗する烏野。
真っ向からプレースタイルが別れ、見ている方もだんだん熱くなってきます。
個の力だけで試合は決まらない「そうじゃなねぇから奥が深く、そうじゃねぇから面白いんだ」このセリフかっこ良すぎるんですよね。
6人で強い方が強いんです。
ただ天才セッターである影山も流石にスタミナが切れてきている中、迎えた相手のマッチポイント、怒涛の粘りがあり烏野に軍配が上がります。
迎えた最終セット。いよいよ宮城県代表が決まる瞬間です。
序盤、いい滑り出しの烏野だったが牛若のサーブのローテーションで6点取られ一気にピンチが訪れます。
さらにブロックの要とも言える月島が指を負傷し、医務室に行かなくてはならず絶体絶命です。
迎えた白鳥沢のマッチポイント、下を向く選手たちに向けて鵜飼監督が一言放ちます。「下を向くんじゃねえ!バレーは常に上を向くスポーツだ」こんな監督まじで最高じゃないすか。何回目か知らないけど泣いた。
烏野は粘りに粘りなんとか月島が戻って来るまで耐えました。
それでも選手たちは体力の限界。動こうとしても動かない体、そんな中やっぱ烏野の守護神動いたんです。西谷が。
その後、牛島に日向たちが押さえつけられてる所を先輩たちが支えるシーンがありますが実はあそこのシーンが一番好きだったりします。これこそ信頼、友情、努力全てが詰まってるシーンです。
そして烏野に勝利を導く最後の1点です。白鳥沢は当然、日向の速攻を意識しますが出てきません。マイナステンポから皆んなとテンポを合わせ混じり攻撃を仕掛けます。そして影山がボールをあげたのは、やはり日向でした。
空いているポイントを視界で捉えボールを振り下ろす。
白鳥沢も反応しますがボールをコート外に弾き試合終了。
宮城県代表は烏野高校に決まりました。
もう文章で伝えるの難しいです。自分の目で見てください。それしか言えません。
次は今度こそ、ゴミ捨て場の決戦について語りたいです。では