物語は日々様々な事件が起こる犯罪都市ゴッサムシティから始まる。
施設に収容されていたハーレイ・クインをはじめとするヴィラン達は、A.R.G.U.S長官のアマンダ・ウォラーにより集められた。任務と称し彼女らが送り込まれた先はなんと異世界。任務に失敗しても、逃げようとしても待っているのは、死。自殺部隊–スーサイド・スクワッド–ともいえるヴィラン達の大“暴“険譚が今始まる。
この作品は人気映画スーサイド・スクワッドを元に作られています。
なんといっても見どころは個性豊かなキャラクタ達。ヴィランはそれぞれ特殊な能力や技術を持っていたり、性格も一癖も二癖もあるような人達ばかりです。明るく親しみやすいところもありますが、戦闘中や時折見せる狂気さからヴィランであるということを感じさせられます。悪だけどかっこいいと思ってしまう、そんな個性豊かなヴィラン達のキャラクター性に思わず惹かれていきます。
また映画との類似点・相違点というのも見どころのひとつです。この作品の舞台は異世界ですが、元映画の流れやキャラや大まかな設定などはそのまま活かされているところもあり、比べてみるとその変化がよく分かりより楽しむことが出来ます。反対に、映画にはなかったなという点も新鮮さがあり面白く見ることが出来ます。
異世界ということで、人間以外との戦闘で映画とは違う彼らの戦いがあるのでは、と今後に期待できます。現代で暴れまくっていた彼らが異世界でどう戦っていくのか注目です。
映画を元にしてはいますが、見ていなければ分からないということは全くなく、別のストーリーとして描かれているので初めてスーサイド・スクワッドを見るという人でも問題なく楽しめます。
映画の中でも人気の高い作品と、同様にアニメ漫画の中で人気の高い異世界ものの掛け合わされたこの作品は他にはない魅力が詰まっています。アクション映画、異世界もの、どちらも好きな人にはこれだ!という作品であり、両方もしくはどちらかしかあまり見ないという人には、そのジャンルを見る入口にもなると思います。
これをきっかけにこの夏アクション、異世界ものの映画やアニメをみて過ごすのもいいかもしれません!
この夏ぜひ見るべき、おすすめしたい作品です。