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『NieR:Automata FAN FESTIVAL 12022 壊レタ五年間ノ声』参加レポート

今回のイベントは『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』の発売5周年を記念して東京ガーデンシアターにて行われたリアルイベントだ。開発者や『NieR Replicant(ニーア レプリカント)』や『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』を含めたNieRシリーズの声優、歌手、演奏家の方々が多数出演する豪華イベントで、NieRシリーズ初のリアルイベントということもあり、ファンは非常に心待ちにしていたものであった。

開始前には物販の列や屋外展示に並びイベントへの期待感を高める。空いた時間は近くにる商業施設有明ガーデンで過ごしたが、そこでもNieRのゲーム内で使われる音楽が流れており、常にワクワクした状態で過ごした。

入場時間になり会場に入ると、まずは入り口でおみくじを渡される。私が引いたものは凶であったが、何と今回のイベントではこれが1番幸福度の高いもの。他のは大大大…凶の様に更に酷くなっていくのがNieRらしい演出。おみくじ自体の内容もNieRのゲームを知っていればクスッと笑えるものとなっているため、気分が落ち込む様なことはないだろう。

始まるまでは会場内で関係者のサインや舞台『少年ヨルハ』のステージ衣装を見る。人気がありすぎて見られなかった人も多くいたため、衣装に関しては現在、再展示を行う場を設けようと検討している最中だそうだ。

そしてメインのステージイベント。今回のステージはトークステージとコンサートステージの2部構成で行われた。

前半のトークステージは開発陣が話す開発秘話と、声優陣の明るい童話のパロディ朗読劇で終始笑いが溢れるものとなった。

一方後半は、開幕直後赤いライトが客席を照らし、狂った笑いと断末魔からスタートする。そこから始まる朗読劇とそこに挿入される歌はとても美しくも悲しいものとなっており、全てのステージが終わった時には悲しみとやるせなさとこの物語を知れた幸福感が入り混ざった複雑なものとなっていた。

退場後は興奮して楽しそうに話す人、涙を流す人、静かに頷く人等、表情は人それぞれであったが皆満足そうな顔をしていた点は共通だ。帰り際には外の展示がライトアップされており、今回のイベントペンライトであるエミール ヘッドを光らせて写真撮影のため足を止め、最後までイベントを楽しんでから帰路に着いた。

どの演出に関しても非常にNieRらしさに溢れており、とても充実した1日となった。2023年冬には『NieR:Automata』のアニメも始まり、更なる発展をしていくNieRシリーズ。今後も期待せずにはいられない。

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