2024年も年を明け約一月経ちますが、私もあと少しで長かった学生生活卒業を迎えます。
ということで、専門学校入学から4年間で見たアニメで個人的に1番心に響いた作品を紹介します!
私が1番心に響いた作品は「アイドリッシュセブン」です。
【あらすじ】
主人公、小鳥遊紡が父親が経営する「小鳥遊事務所」に入社し、デビュー前のアイドルグループ「IDOLiSH7」のマネージャーを担当するところから始まります。彼女は、個性豊かな7人のアイドルたちと共に、彼らの成長や困難を乗り越えながら、夢の実現に向けて奮闘するオタクのメンタル育成アニメです。
私はアニメオタクの他に、3次元のアイドルオタクもしています。
アイドリッシュセブンを友達に勧められて昨年やっと見始めたのですが、面白すぎて全60話をたった3日で見切ってしまいました!
前述にある通りこのアニメは「オタクのメンタルを育成する作品」なのですが、どういう意味かと言いますと、簡潔にまとめると「アイドルのキラキラした部分だけでなく、下積み時代、アイドル業界の闇など他のアイドルものとは異なる話が多い。」と言うことですね。
詳しくいえば、人気アイドルグループがあることないこと書かれた記事によって、あっという間にインディーズに逆戻りしたり、アイドルが自宅で酒を死ぬほど無理やり飲まされた挙句、自宅のベランダから危うく突き落とされかけたりと、とんでもなさ過ぎてこっちのメンタルが持たない作品です。本当に。
でもメンタル云々だけではこの作品が1番心に響いたとは言えません。
作品内でキャラクターたちが語る「アイドル」は3次元の今を生きるアイドル達にももちろん通用する部分があると考えています。特に私の心に響いているセリフをいくつか紹介します。
「プロである以上、どのライブも同じクオリティのものを提供するよ。」
「ボクたちは忙しい。だけど、お客さんはもっと忙しいかもしれない。ボクたちの仕事は大変。だけど、お客さんはもっと大変かもしれない。」
「好きが1番大切な才能」
「出来ないと思ってたら、一生出来ないままだけど、出来ると思えば、なんとかなるもんだって!」
「失敗した時は笑っちゃえ! 泣いても怒ってもどうにもなんないなら、笑ってた方がいいじゃん!」
と、いろいろあげてしまいましたが、長くてカットしまったセリフや、もっと見て頂きたいセリフは山ほどあります。
辛いシーンが多い中にもたくさんの笑顔があって、たくさんの心に響く言葉があって、特に今回あげたセリフの頭ふたつは、私のアルバイトにも関係のある言葉だと思っています。
同じ値段で毎日提供しているのにその日の私たちの体調や気分で接客の仕方を左右されるのは違うかなと思っています。
アイドリッシュセブンを見て、このセリフを聞いてから強くそう思うようになって、精神的に辛い時や明るく接客ができなくなりそうな時頭の中でこのセリフをループさせて正常心を装っています。
この作品を見てから、私の仕事への考え方や、推しの見方、私自身の生き方を大きく左右させられたなと強く感じています。
今年ゲームリリースから10周年になり、たくさんの新しい企画が始動し始めたのでまだまだこれからに期待を高めるばかりですね。