◇マジカルミライとは?
マジカルミライとは、バーチャル・シンガー「初音ミク」たちの3DCGライブと、創作文化を体験できる企画展を併催するイベント。初音ミクをきっかけに「創作」の楽しさを体感し、同じ趣味を持つ人々と繋がれる場所を目指しており、2013年から毎年開催されている。
今年は、仙台、大阪、東京の3都市で、それぞれ3日間ずつ開催されており、私は千秋楽である
8月31日の東京公演に初参戦した。
◇企画展
会場に入ると、等身大の初音ミクが、私たちをお出迎え!
とんでもなくかわいいこちらの初音ミクは、今年のテーマ「星河一天」に合わせて、イラストレーターの「Tiv」先生がデザインした、通称「織姫ちゃん」である。
満足のいくまで、写真を撮った後は物販へ。
今回、私が購入したのはこちら。
ペンライト
リングライト(4個)
マジカルミライ2025 ショッピングバッグ
マジカルミライ2025 ビジュアルブック
並んでいる間、既に売り切れてしまった品もあったが、狙っていたものは全て購入することができ、満足。
のはずだった。
購入グッズ開封の時、事件は起きた。
先ほど購入した、リングライト。こちらは6種類ランダム、購入したのは4個。
全て「巡音ルカ」だった。
幸いにも2つは、交換をしてもらえたが、開封していく際、笑いが止まらなかった。
そんなこんな、企画展を楽しんでいるうちに、ライブの時間に。
◇マジカルミライ2025 ライブ(昼の部)
会場に入り、自身の席へ。
立ち見席としては、一番後ろのブロックではあったが、会場キャパは約9000人。
ステージの、ど真ん中の席でステージがよく見える。
開演前に、会場内に流れている「0曲目」から、繰り広げられているコールは、ニコニコ最盛期を思い出す。
時間になり、遂にマジカルミライ2025の開幕。
初音ミクが登場した瞬間、会場が急速に熱気に包まれる。
3DCGではない。実在する初音ミクが「そこにいる」のだ。
ステージ上のスクリーンに、表示されるだけではない。ライトで照らされ、キャラクターを浮かび上がらせる。サイドのモニターでは正面以外にも様々な角度でキャラクターを映し出す。
それらの演出は、確実にキャラクターが実在すると錯覚させる。
一曲目を歌い終え、初音ミクが消える。
その数秒後、別の衣装を纏い、再びステージへと現れた。
それぞれの曲を、一番合う衣装で歌ってくれる。
待ち時間もないので、上がったテンションも下がらない。
3DCGの強みを感じつつ、最後まで最高潮のボルテージで楽しむことができた。
初参戦で、戸惑うことも多く、楽しめるか不安だったが、そのような心配は無用だった。
初めて聞く曲でも、歌詞が映し出されるため、高速高音のおおいボカロ曲でもしっかり、聞き取れる。
またコールは、初見では乗れない部分もあるが、ほとんどの曲は2回以上繰り返す。
1回目でなんとなくのタイミングさえ覚えてしまえば、ついていくことが可能である。
アンコールの際には、それぞれが推しの名前をコールするという、もはやこのイベントに足を運んだ人で楽しめない人はいないだろう。
正直、一曲一曲感想を書きたいところだが、そうすると1万字あってもたりないので、泣く泣く諦めることにする。
書ききれない魅力を知るためにも、興味のある方は、一度足を運んでみて欲しい。