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ジョジョを食わず嫌いしていたはずなのに沼った話

はじめに

「ジョジョは絵柄がちょっとな……」

こう考えたことがある人、いるのではないでしょうか。実は、私もその一人でした。

当時の私は、ジョジョといえばTwitterやニコニコ動画で流れてくるネタくらいしか知りませんでした。興味はあっても、独特な絵柄がどうしても引っかかり、アニメを食わず嫌いしていたのです。

そんなある日、私は偶然、作中キャラクター「ナランチャ・ギルガ」と出会います。一目見た瞬間に、「この子、推せる……!」と確信。ジョジョには現在1部から9部(アニメは6部まで放送済み)までの物語があるのですが、ナランチャは5部に登場するとのこと。

そこで、「じゃあ5部から見てみよう!」と決意。友人たちの「せめて3部から見たほうがいいよ!」という忠告を振り切り、私はジョジョの世界へ足を踏み入れました。

初めてのジョジョ視聴体験

いざ視聴を開始してみると、第一話を見た時点で感じたのは、「主人公の髪型、コロネじゃん(失礼)!?衣装も奇抜すぎる!」という驚きでした。

主人公、ジョルノ・ジョバァーナ(15歳)。彼の夢は「ギャングスターになること」。物語の中で夢を語る彼を見つめながら、私は彼の髪型や服装に釘付けでした。「主人公だからこれくらい目立つデザインなのかな?」と思っていたら、次々と個性的なキャラクターたちが登場するではありませんか。

そう、ジョジョのキャラクターデザインの奇抜さは、ジョルノだけに留まりません。作中のほとんどのキャラクターが、まるで時代の最先端を行くような斬新な服装をしているのです。例えば「フーゴ」というキャラクターは、服に穴がたくさん空いているという、普通ではありえないデザイン。しかし、鑑賞を続けるうちに、この独特の世界観にハマっていったのです。

思わず「そうはならんやろ!」と突っ込みたくなるキャラデザイン

絵柄を超えたジョジョの魅力

ジョジョはセリフ回しや、スタンドという独特の設定が特徴的です。全体的に「濃い」作品なので、むしろあの絵柄だからこそ世界観にマッチしているのではないかと感じました。もしあの絵柄でなかったら、逆に物足りなかったのかもしれません。

観る前はあれほど気になっていた絵柄も、いつの間にか気にしなくなり、気づけば作品に没頭していました。そして気がつくと、あっという間に39話分を駆け抜けていたのです。

食わず嫌いの先に広がる世界

ジョジョを避けていた頃の自分に伝えたい。「騙されたと思って一度見てみて!」と。ジョジョは、絵柄を超えて、観る人を引き込む魅力に溢れた作品です。

もし同じようにジョジョを食わず嫌いしている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと新しい世界が広がるはずです。

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