VRの最大の魅力は、「圧倒的没入感」!!
今回、私は東京ゲームショウ2025に参加してきた。
まず、皆さんはVRと聞いてどのようなイメージをするだろうか?
・敷居が高そう
・操作が難しそう
・準備が大変
など、様々あると思う。
しかし、今回の体験でそのようなイメージが覆されたので、詳しく語っていこうと思う。
◇手軽さが魅力のリズムゲーム
まず体験したのは、「Fun2 Studio」さんの提供する「KaraMeta MR」というリズムゲームだ。
このゲームの魅力を一言で表すと、「10秒で始められる手軽さ」である。
まず、VRなのでもちろんVRゴーグルをつける。
そしたら、ゲームを始める準備は完了だ。
リモコンやコントローラーは何もいらない。
その秘密は、VRゴーグルに詰まっていた。
ゴーグルには正面にカメラがついており、そのカメラが手の動きを認識する。
音も、ゴーグルから出力される。
曲の選択から、ノーツのタップまで何も持たなくても良いため、準備がすぐに完了する。
ゲームは、ノーツの飛んでくる向きが入れ替わったり、手の形の指定があるなど、難し過ぎず、ちょうど良い難易度で面白かった。
◇家でも圧倒的没入感! 振動スーツ
次に体験したのは、「bHaptics」さんの振動スーツだ。
こちらは、先ほどの手軽さとは打って変わり、準備が大変だった。
装着するのは、
・VRゴーグル
・ヘッドホン
・振動スーツ(胴体に装着)
・振動アーム(腕に装着)
の4つ。
プレイしたのは格闘ゲームだ。
攻撃を受けるたびに、振動がくる。
攻撃が成功すると振動アームから衝撃が伝わり、実際に攻撃しているような感覚になる。
攻撃方法もボタン操作ではなく、自身がパンチをするなど、今までにない、没入感を得られた。
◇まるでSF映画!?
次に体験したのは、「日本電子専門学校 ProjectVR」さんの「インフェルノ スイーツ」というゲームだ。
こちらは、写真のような大きな機械を装着し、プレイをする。
歩きたい際は、実際に足を動かし、ものを拾いたい際はかがむ。など、今までで一番ゲーム内の行動と、操作方法の動きが近いものであった。
ゲーム内部の動きと、近ければ近いほど没入感は圧倒的であり、学生作品のため、ゲーム自体はそこまで大きな評価点はないものの、面白さは個人的にTOPレベルだと感じた。
今回、VRという題材を選んだのは、まだ生活にあまり浸透していない技術であること、という理由だった。
しかし、
圧倒的没入感が得られるような、大掛かりなものはコアな層に、
ゴーグルをかぶるだけのものなどは、ライト層に。
そう遠くない未来には、VRがより身近な存在になっているのではないかと、今回の体験を通して感じることができた。