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「何かを失い、何かを紡ぐ。劇場版青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」

今日は『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』を素人ながらお話していきたいと思います。

鴨志 田一先生による小説シリーズ『青春ブタ野郎シリーズ』の6・7巻にあたる、

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』の部分です。

TVアニメシリーズから登場はしていましたが謎が多く残った牧之原 翔子に焦点をあてた作品です。

TVアニメシリーズは割とサクサクっと見て話が絶妙に噛み合って面白いな〜と思っていたんですが、劇場版はちょっと涙なしでは見られない内容でした・・・。

ただ、話を理解するまでが少し難しく、初見だとチンプンカンプンだったりするかもしれません。

ただ、量子力学と思春期症候群(特定の人に現れる特殊現象)を紐付けて話しを進めていくのはシンプルに見せ方が良いし上手いですよね。

砂浜を歩く1人の少女から物語が始まります。

物語序盤は、結構TVシリーズを引き継いでコミカルな感じで進んでいくのか〜と思っていたんです。そしたらスーンといきなりシリアスな感じが・・・。

命の重み、絡み、そして各キャラの決断も一概に正解とは言えない選択を迫られる。

こんな状況、自分が経験したらまじで絶望ですよ。

とにかくキャラクターのセリフが刺さるんです。重いんです。説得力があるんです。

どうして私なんですか私だって生きたいんです」や「一緒に背負う、翔子ちゃんの命を。生きる事を背負うから」など。

これは言葉で伝わるものでもないので、見て下さい。いや、まじで。

自己犠牲をし、誰かを助ける。そうする事で何もない日常に戻る。その反面、残された人たちは、何もない日常へ簡単に戻れるはずがない。

それを人の命の重みを持って経験していくんです。

こう言った物語の完全な正解が無い歯痒さが視聴者をより一層、世界観の虜にするんです。

これ以上は説明するというかお願いです。タイトルに惑わされないで見てもらいたいです。

TVシリーズ、原作を見る事で理解ができることが多いのでどちらかを見る事はおすすめします。

最後になりますが自分の語彙力の無さに驚きました・・・見て下さい。

それでは!また!

あ、あとEDテーマ「不可思議のカルテ」いい曲なんで聞いて良かったら買ってください!

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